挑戦する全ての人へ
『錦鯉 丹頂 The RISING SUN』は、自ら立ち上がり挑戦する全ての人へ勇気を贈る日本酒です。
パッケージのモチーフには、観賞魚錦鯉の数ある種類の中から、燃え上がる太陽を彷彿とさせる丸い緋斑を頭部に持つ「丹頂」という種類の錦鯉を選びました。太陽(日)が昇っていく様を描いた躍動感あるデザインは、混沌とした状況の中で立ち上がろうとする全ての人に希望の光を見ていただけるようイメージしました。
【新潟の挑戦の結晶「越淡麗」】
新潟県のみで生産が許される高級酒米「越淡麗」を100%使用。「越淡麗」は、それまで西方で生産された酒米「山田錦」を大吟醸酒造りに使うことが多かった新潟県において、15年もの歳月をかけ平成16年に誕生した品種です。甘みや味わいが豊潤な酒質を生みやすい「山田錦」と、淡麗でキレイな酒質を生みやすい新潟生まれの「五百万石」という、東西を代表する酒米を掛け合わせ生まれたもので、全国にはそのような「山田錦」との掛け合わせ品種は珍しくないのですが、その多くは「栽培特性(生産のしやすさ)」を優先しているところ、「越淡麗」は酒造特性(目指す味わい)を優先し開発された悲願の酒米です。
「五百万石」と「山田錦」の両方の長所を兼ね備えた「越淡麗」は鑑評会の歴史を変えたとも言われており、平成21年度までは「山田錦」で造られた酒とその他の酒米で造られた酒を分けて2部制で審査されていましたが、「越淡麗」を使う新潟県がその他の部門で独走することとなったため2部制が廃止されたと言われています。「越淡麗」は新潟県の先人たちのまさに「挑戦」の結晶と言えるお米なのです。